人と組織の行動力を引き出し、カルチャーを変えるwebサービス「Unipos」を提供するUnipos株式会社（本社：東京都渋谷区）は、2021年5月より先んじて利用していた静岡銀行が、持株会社への移行を機にしずおかフィナンシャルグループ内の10社に「Unipos」利用範囲を拡大したことをお知らせします。導入グループ企業全体で同一のタイムラインを使用して、会社の垣根を越えた「良い行動」を感謝・称賛のメッセージを通じて共有し、グループ間の連携力を強化するサポートをいたします。
金融機関に求められるニーズが多様化し、少子高齢化に伴う地域の課題も複雑化しています。銀行中心の体制から、グループ各社がお客様のニーズに合わせて専門性を発揮する組織体制になることが重要という考えに基づき、2022年10月に持ち株会社体制に移行し、しずおかフィナンシャルグループが設立されました。
グループ企業の一つである静岡銀行では先んじて2021年5月から「Unipos」を活用しはじめ、従業員意識調査のスコア上昇、自由闊達なコミュニケーションや新たな挑戦をする社員が増えるなど、徐々にカルチャー変革の兆しがみえつつあります。
その成果を踏まえて、感謝・称賛のポジティブなメッセージの力を活かし、グループ会社の垣根を越えたコミュニケーションを生み出すことが重要であるという考えからグループ10社へ利用対象の拡大に至りました。
しずおかフィナンシャルグループでは、各社の専門性を活かして連携しながら日々の業務に取り組んでいます。しかし、業務用のメールやチャットツールのみではその中で起きた「良い行動」やナレッジを共有しきれず、持株会社体制移行後、一層グループ全体の連携力を強化し、一体感を醸成するには、さらなる打ち手が必要と考えていました。
静岡銀行で2年間にわたってUniposを活用するなかで、グループ各社への拡大を希望する社員の声を受け、Uniposを異なる会社の社員同士でも投稿できるようにしました。Uniposはweb上にタイムライン形式でメッセージが投稿されます。同一タイムラインをグループ間で活用するのはUnipos導入企業の中でもしずおかフィナンシャルグループが初の試みです。
感謝・称賛のメッセージを通じて日々の「良い行動」を可視化し、グループ間の連携力を高めるきっかけ作りに活かしていただいています。
【実際のUnipos投稿】
しずおかフィナンシャルグループは大規模な組織構造改革を行い、総合金融グループとしての課題解決力に磨きをかけ、すべてのステークホルダーへの提供価値の最大化をめざし、新たな挑戦を続けている真っ只中にあります。
こうした大胆な変化は未来に向かう大きな希望であると同時に、社員にも一定の負荷がかかるものと経営層は認識して進めて参りました。そうした変化に前向きな気持ちで向き合い、ときに苦難を乗り越えた喜びを共有し、活かし合う術を考え続けています。
「Unipos」の導入は静岡銀行での取り組みを通じて、一定の成果が見えつつあります。社内風土の変革を行い、様々な課題をクリアしていく過程において、ポジティブなコミュニケーションや、日々現場で起こっている「良い行動」を誰もが知り、活かせる環境づくりに活用したいと考え、グループ10社へ利用範囲を拡大しました。
社会や地域の課題はますます複雑さが増し、金融機関に対するニーズも多様化しています。そうした顧客ニーズに向き合える同じく多様で専門的な人材が活躍しやすい組織づくりのため、今後も「Unipos」の活用を社内に浸透させる施策を展開し続けるとともに、Unipos社の持つノウハウを積極的に取り入れることで称賛し、認め合う風土の醸成に努めていきます。
今後もUniposはしずおかフィナンシャルグループが目指す世界の実現のために、サービス・プロダクトを強化してまいります。
