株式会社日経BP(本社:東京都港区) とUnipos株式会社(本社:東京都渋谷区)は、企業向けの人的資本経営コンサルティングについて業務提携しました。経営、技術、生活の広い分野で先端・専門メディアを発行するとともに、企業向けに戦略立案支援ソリューションなどを展開している日経BPと、人と組織の行動力を引き出し、カルチャーを変えるwebサービス「Unipos」や人的資本経営ワークショップなどの実践的なソリューション提供してきたUniposがタッグを組み、企業の「人的資本経営」の課題解決を強力にサポートしていきます。
人的資本経営を実践するには、目標や方針、組織・風土変革や人材育成といった具体的な施策の立案、その達成に向けたKPI策定などを進めるとともに、それらを社内に浸透させ、かつ取り組み内容や成果を外部に向けて開示していく必要があります。ところが実際には、「やり方がわからない」「プロフェッショナルの知見がほしい」といった声が多く聞かれます。投資家などステークホルダーに向けた人的資本に関する情報開示はもちろん、実際に各企業の人的資本経営の取り組みをサポートする仕組みづくりが必要です。
Uniposは、代表・田中弦を中心に2023年1月から現在までにのべ5000社以上の人的資本開示を読み込むことで得た知見に基づいて、企業の人的資本経営についての課題を特定し、改善に向けた組織改革を提案するコンサルティングサービスを提供しています。経営戦略と人事戦略を紐づけ、人的資本開示を通じてステークホルダーに適切に届けるためのワンストップサービスで、プライム上場企業中心に実績を重ねています。
一方、日経BPはメディア事業を通じてコンテンツ制作や情報発信のスキルを身に付けた研究員を擁する総合研究所を組織し、調査・コンサルティング事業を手掛けてきています。その活動を通じて、数多くの統合報告書や人的資本レポートの企画・制作実績を持ち、ESGコンサルティングなどのノウハウを有するとともに、知見・人脈を活用した調査や研修などのサービスを提供しています。
Uniposの人的資本経営に関する知見、日経BP 総合研究所の各種レポート作成ノウハウや発信力というそれぞれの強みを活かすことで、組織改革や人材育成のコンサルティングから、それらの取り組みに関する情報開示の実現まで、企業の人的資本経営をトータルにサポートできると考え、今回の業務提携に至りました。今後、人的資本経営や人的資本開示に悩む企業のサポートを軸に、社会の変化のスピードを上げ、「人の力」で日本企業再起の時代をつくることに貢献していきます。
日経BPは、1969年の設立以来、経営、技術、生活などの広い分野で先端・専門メディアを発行してきました。96年以降はデジタル事業を拡大、2010年以降はメディアの知見を生かしたソリューション事業を加速しています。弊社ではかねてより人的資本経営を最重要トピックの一つと捉え、日経ビジネス、Human Capital Onlineなどのメディアを通じて情報発信してきました。並行して、日経BP 総合研究所では、企業のサステナビリティ経営支援として、情報開示・情報発信を核としたコンサルティングサービスを提供しています。Uniposと人的資本経営コンサルティングに関してパートナーシップを結ぶことで、コンサルティング事業をより一層強化していけると確信しています。今後はさらに、未来のステークホルダーといえる若年層を意識した活動・情報開示のコンサルティングなどにも注力し、企業の価値向上・活力アップに貢献してまいります。
このたびの事業提携は大変嬉しく、身が引き締まる思いです。私は2023年1月から現在までにのべ5000社以上の人的資本開示を読み込み、人的資本経営における唯一無二の知見を身に付けました。その結果、開示レベルがまだまだ低いことに大きな危機感を覚えています。自社の課題を特定し、人の力でどうそれを解決し、経営計画の実現を成し遂げるのか…本質的な人的資本経営の実践と世の中とのコミュニケーションである人的資本開示を、日本全体で高いレベルに押し上げるためこれまで以上に尽力してまいります。
Uniposは、ピアボーナス®を軸とする全社参加型カルチャープラットフォームです。
「貢献に対する称賛×少額のインセンティブ」を送り合うことで称賛文化を醸成し、組織を変える行動を増やします。心理的安全性やエンゲージメントの向上、離職率改善など「強い組織」づくりをサポートします。
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