人的資本経営とは?
人的資本経営とは、人材を「資本」として捉え、その価値を最大限に
引き出すことで、中長期的な企業価値向上につなげる経営のあり方です
参照:経済産業省「人的資本経営 ~人材の価値を最大限に引き出す~」https://www.meti.go.jp/policy/economy/jinteki_shihon/
世界各地で「人的資本」の開示を求める動きが急速に進んでおり、
日本でも2023年3月期決算から、「有価証券報告書」を発行する約4,000社の大手企業を対象に
人的資本の情報開示が義務化されました。
開示情報が増えれば、世界の投資家による企業の選別が一段と加速する可能性があります。
投資家の関心は人的資本へ
企業側はまだ関心が低い状態

*経済産業省『第2回未来人材会議 事務局資料(2022年1月18日)』
記載のデータを基に作成
米国では1993年の段階で有形資産より
無形資産への投資が上回っている

参照:The End pf Accounting(Baruch Lev,Feng Gu),2016,Willy Financial Series, Page 82 伊藤邦雄監訳『会計再生』中央経済社、116 頁、原典は Prof.Carol Corrado & Charles Hulten
記載のデータを基に作成
開示情報の項目に対してどのように改善させるかも重要
「株主や投資家に対して行う広報活動」や「採用活動での差別化」などの大きなメリットがあるため、
開示情報の項目に対してどのように改善させるかも重要となります。
しかし人的資本に関する情報開示のガイドライン(国際標準規格のISO30414)によると、
「組織文化」など打ち手が明確でなく、すぐに改善することが難しい項目もあります。

*ISO『Human resource management — Guidelines for internal and external human capital reporting』より
主に組織文化の項目は共通して「組織における心理的安全性の低下」が起因。
日常的な従業員の意識・行動から変える必要があるため、改善に時間がかかります。
人的資源と人的資本の違い
人的資源管理(Human Resource Management)は従来より意識されてきましたが、
「人的資源」と「人的資本」は考え方が大きく異なります。
人的資源

消費の対象
「ヒト、モノ、カネ」の経営資源の内の一つであり、人を費用・コストとして見なす考え方
人的資本

投資の対象
その人が持つ能力やスキルを資本と捉えること。資本なので投資の対象となり将来的な企業価値の向上を目指し、リターンを得ようという考え方
経営上、どちらも重要な考え方とされています。
Uniposの活用方法
Uniposが人的資本経営に重要な
「心理的安全性」に良い効果をもたらす理由
Uniposはピアボーナス® *を実現するWebサービスです。
感謝と称賛のポジティブな体験や感情報酬が組織の
心理的安全性を高め、強い組織をつくります。
ピアボーナスとは?
“ Peer(仲間)+ Bonus(報酬)”
従業員同士が「貢献に対する称賛のメッセージ」と「少額のインセンティブ」を送り合う仕組みのこと。マネージャーや他部署から見えなかった貢献が可視化され、ポジティブな感謝・称賛のサイクルが習慣化します。
*ピアボーナスはUnipos株式会社の登録商標です

従業員同士がオープンにお互いの良い行動を称賛&シェアする仕組みです
おくった人 / もらった人の両方にポイントが届くため、オープンな共有が加速します

サクセス事例
上司と部下の関係悪化による、
若手層の離職率を改善したい


上司の世代は褒めるのが苦手な人が多いこともあり、特に35歳以下の退職が増えていた。

導入企業 E社様
(従業員数:1,000名以上)


上司と部下、相互に送り合う称賛の輪が心理的安全性を高め、若手がモチベーション高く働ける組織に改善。優秀な若手層の離職率が約7分の1に。

Uniposでの取り組み
見えづらい貢献や部下の活躍を称賛する投稿をし、共有する場として活用。若手のモチベーションをあげる。

従業員が発言や挑戦しやすい、
心理的安全性の高い組織づくりをしたい


褒めるというよりも「厳しく叱って育てる」文化が強い。叱られないように無難な行動ばかりで挑戦心が育たない懸念がある。

導入企業 U社様
(従業員数:1,000名以上)


オンラインで気軽に褒め合える仕組みとして寄与。理念浸透にも効果。複数の施策の一環としてUniposを導入し4ヶ月で心理的安全性が大幅向上。

Uniposでの取り組み
仕事内容や活躍を称賛する投稿し、仕事を見える化。部署間コミュニケーションが活性化しフランクな交流が発生。

サンクスカードや他レコグニションツールが
浸透しなかった企業様もUniposを活用いただいています

* 2023年3月時点の数値です。
内製化した自社施策と比較したところ、Uniposの方が投稿数が34倍も多くなり、
良い行動のシェアを継続 / 浸透させるのに効果的な取り組みだとわかりました

企業の規模に関わらず経営課題の改善実績があります
Unipos利用による効果実績
会社が好き

組織の一体感を感じられる

コミュニケーションが取りやすくなった
上司・部下間
同僚間
部署間
※Unipos導入企業A社さまで実施したアンケート結果より(金融業界、従業員数1,000名以上)
※Unipos利用率平均以上と平均以下の部署を比較
導入事例
よくある質問
- 導入までどれくらいの期間がかかりますか。
最短2週間程度です。
すぐにでも導入をご希望の場合は、お問い合わせフォームよりご相談ください。1日以内に導入までのステップをご連絡いたします。
- Uniposを使うことで、業務時間が圧迫されませんか?
Uniposは最小限の時間で、感謝・称賛のコミュニケーションが実現するように設計されています。たとえばUniposには、「返信」「コメント」をはじめ、いたずらに業務時間を使ってしまう機能をあえて実装していません。また、わざわざUniposのweb画面を開かなくて済むよう、「Slack」をはじめ各種ビジネスチャットとも連携しています。
- Uniposを正社員以外(派遣社員やアルバイト等)が使うことはできますか。
はい。アルバイトの方は、労働契約書を変更いただくことですぐにお使いいただけます。ただし、派遣社員の方にポイントを給与に換算してお支払いいただきたい場合は、Uniposを利用することで追加で給与が発生する旨を、当該派遣社員と雇用関係にある派遣元会社に必ずお伝えください。
- 就業規則の変更方法を教えてください。
Uniposで発生したポイントを給与として支給する旨を就業規則に記載した場合、その就業規則を遅滞なく労働基準監督長に届け出る必要がございます。
- 変更した就業規則
- 就業規則変更届
- 従業員代表者の意見書
以上三点を、所轄の労働基準監督長へ提出してください。 具体的な変更内容につきましては、社労士へご相談ください。意見書等のフォーマット(※)は、労働局のホームページなどからダウンロードすることも可能です。